深夜保育とは?

以前は18時に閉まっていた保育園ですが、最近では、社会の要求に応じて、20時ごろまで延長保育を行っている園も少なくありません。

 

とは言え、保護者の就労時間は、朝から夕方までという人ばかりではありません。

 

医師や看護師さんのように夜勤のある人もいますし、親族の介護や看護によって、夜間は子供と関わる時間がほとんど持てない人もいます。

 

そんな人に利用されているのが、深夜保育です。

 

深夜保育の内容

深夜保育とは、1981年に旧・厚生省が制度として認めた保育に対する呼称です。

 

18時以降、保護者が仕事などの事情によって子供の保育ができない場合、保護者に代わって保育を行います。※サービスを提供する施設は、通常、『夜間保育所』と呼ばれ、通常の保育園が行う“20時までの延長保育”とは異なります。

 

夜間保育の実施個所は、全国では、2003年の58カ所から、2007年には72カ所に増加。2014年時点では、80カ所となっています。

 

夜間保育園では、子供達は“リラックス”した時間を過ごします。横浜市都筑区の認定NPO法人「あっとほーむ」の例を挙げると、同施設の開所時間は、13時から21時まで子供を預かっています。

 

夕方、通常の保育園に子供達をお迎えに行き、帰ってきたら、みんな一緒に夕食、その後は入浴となります。入浴後、20時以降、子供達は、おふとんに入っていったん眠りにつき、お迎えに来た保護者とともに帰宅します。

 

多忙な保護者にとって、夕食や入浴を委ねられる夜間保育はありがたいものです。帰宅後は、家事に追われることなく、子供を寝かしつけるだけとなります。

 

自治体の動向

東京・世田谷区には「24時間対応型一時保育」の一環として、一時的な深夜保育を実施する保育園もあります。

 

利用料金は、20時15分〜翌朝7時15分は6,000円となっており、午前7時15分〜翌日の午前7時15分(24時間)では、1万円となっています。

 

現状では、深夜保育のニーズに対し、自治体の認可保育園ではキャパシティが不足しており、認可外の夜間保育園が増えています。