待機児童の解消と保育の質の両立を目指す

「保育園に入れず、仕事を辞めたら生活できない」「預けられればどこでもいい訳ではない」というのが子供を持つ母親の本音ではないでしょうか。

 

社会福祉法人の認可保育園は、保育の質が確保されているか、子供達がイキイキと遊んでいるかといった部分まで、総合的に見て判断しています。営利目的の企業ではない社会福祉法人は人材を確保し、新園を開設しようと努力しているのです。

 

また、区立の認可保育園では、一部民営化の計画が出されていますが、区が直接責任を持つ施設であり、保育の質を守る役割を担っています。経験豊富な保育士を確保でき、認可保育園の増設をスピード感を持って行える施設になります。

 

待機児童の解消と保育の質の両立は非常に重要な課題となっており、例えば東京世田谷区では、待機児童の9割を占める0〜2歳児の保育需要に応えています。

 

保育基準を引き上げることに区が責任を持ち、保育料も認可保育園と同額になるよう応援しているのです。待機児童解消には、保育の質を守る認可保育園の増設と保育室の存続が大切なことがよく分かります。

 

しかし東京都では、地方都市に比べ、土地が高く、確保が難しいのが現状です。国と都には、国有地、都有地の提供をお願いするような運動も高まっています。

 

両親の働く環境が厳しくなる中で、保育士は緊張を伴う長時間勤務になっているのが現状です。また低賃金のため、働きたくても続けられず、私立保育園では、常に人手不足の状況が続いています。有資格の保育士が安心して働ける処遇の改善も求められています。