“幼保一元化”認定こども園

私は、幼稚園教諭をしています。最近になって、仕事の将来のためには、保育士資格の併有も必要と考えるようになりました。

 

1つ目の理由は、ここ数年、勤務する幼稚園の定員割れが続き、このままでは閉園に?という危機感があることです。

 

2つ目は、2013年の時点で、すでに全国1099園がオープンしている『幼保連携型認定こども園』(以下、認定こども園)の増加です。

 

働くお母さんの増加によって、保育園の待機児童問題がクローズアップされる中、幼稚園の需要が年々減少していることは、メディアもあまり取り上げませんが、この問題の解決のために、誕生したのが「認定こども園」でした。

 

幼稚園は、文部科学省の管轄で、学校教育法が根底にあり、小学校入学までの予備的な教育を行い、長時間、子供を預かることはありません。

 

一方、保育園は、厚生労働省が管轄する児童福祉法により、親が就業や病気などのため“保育に欠ける”子供達を、ほぼ1日に渡って預かる場所です。

 

政府が打ち出したのは、省庁の垣根を取り払い、幼稚園と保育所の要素をミックスした“幼保一元化”の「認定こども園」だったわけです。

 

「認定こども園」には4種があり、幼保連携型をはじめ、幼稚園型・保育所型・地方裁量型がありますが、私の勤務する幼稚園なら、さしずめ、認可された幼稚園が保育所の機能を兼ね備える幼稚園型になるかも…あくまでも憶測ですが。

 

いずれにせよ、「認定こども園」の職員として働くためには、「幼稚園教諭免許状」と「保育士資格」の両方の免許・資格を有する『保育教諭』となることが原則。

 

現在、国では、幼稚園教諭として3年以上の実務経験があれば、最大で8単位の修了によって保育士資格を取得でき、「保育教諭」の資格と認める特例措置を設けています。

 

幼稚園教諭が保育士資格を取得するための通信講座が、聖徳大学や明星大学などに「特例講座」などとして用意されていることを知りました。

 

平成32年までの措置だそうですから、遅くとも、来年中には単位を取得しておく予定です。