保育士試験対策【社会福祉編】

保育士の試験では、社会福祉・児童家庭福祉・保育の心理学・子供の保健等に関する問題が出題されます。その中でも、社会福祉の過去5年間の問題をみていくと、次のような出題傾向がありましたので、これから保育士を目指す方は参考にしていただければ幸いです。

 

まず、現代社会における社会福祉の意義と歴史についてです。社会福祉の基本理念について、憲法やその他の法律の解釈等が問われています。また、社会福祉の歴史では、人物・業績・著書の内容などと併せて、社会福祉の変移についての知識も問われています。

 

さらには、社会福祉の対象と主体。、福祉ニーズの変容、近年の社会構造・家族形態のあり方からみた問題が出題されていますので、しっかりと勉強をしておきましょう。

 

次に、社会福祉と児童家庭福祉についてです。保護者支援・子育て支援について問われています。相談援助については、ソーシャルワークの原理・原則と技法
に関しての出題が予測されます。保育所保育方針・保育士倫理綱領なども出題されていますので、よく確認をしておくことをおすすめします。

 

また全体の傾向としては、保護者を対象とした成年後見制度に関わる法定後見、任意後見など、幼児以上に保護者に焦点を当てた問題が出される傾向があるようです。

 

3つ目が、社会福祉制度と実施体系の分野です。社会福祉法に関する問題は毎年のように出題される定番問題になります。福祉サービスの基本理念、社会福祉事業の範囲、社会福祉の実施体制、情報提供や苦情解決などに関する内容が出題されています。

 

他にも、介護保険法、児童福祉法、障害者総合支援法、社会保険制度に関する問題が数多く出題されている傾向があります。

 

社会福祉専門機関における、社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士・保育士などの専門職の法律による配置基準・職務内容に関して出題されています。さらに、社会福祉専門職の守秘義務・信用失堕行為・誠実義務などの行動規範や倫理綱領などに関連する内容が出題されています。

 

4つ目が、社会福祉における相談業務です。社会福祉援助技術の歴史では、人物と業績に関連する問題が出る傾向にあります。また、社会福祉援助技術の原理・原則について、ケースワーク・グループワークの構造・展開・過程について数多く出題される傾向があります。さらに、事例問題もよく出る傾向にありますので、しっかりと学習しておくとよいでしょう。

 

 

5つ目が、利用者保護に関わる仕組みの分野です。第三者評価の事業内容・目的・関連法律との関係などについて出題されています。また、苦情解決の仕組み・手順・法的根拠などに関連する問題が数多く出ています。

 

そして、福祉サービス利用者の権利擁護と社会福祉基礎構造改革との関係、情報提供と関連法との関係が出題されていますので、よく理解しておくとよいでしょう。

 

6つ目が、社会福祉の動向と課題です。少子高齢化に関連する問題では、日本の人口動向の変化や、少子化の現状を合計特殊出生率から問われており、
高齢化については、高齢化率について問われています。

 

さらには、在宅福祉を支える社会福祉協議会の業務内容・ボランティア活動について多く出題される傾向があります。また、社会福祉基礎構造改革の理念、基本的方向性などについてもしっかりとおさえておくことをおすすめします。