保育士は保育の専門家

保育士とは、幼児教育・保育の専門家です。幼児教育・保育の専門家は、幼児教育・保育に関する知識と、卓越した幼児教育・保育技術を兼ね備えられている必要があります。

 

しかし、それだけで十分だと言えるでしょうか。私は不十分だと考えます。なぜなら専門家には、これらの知識・技術を適切に制御するための精神・身体が必要だからです。

 

保育士として働いていくためには、例えば、子供に対する愛情、それも教育的な愛情「教育愛」は欠かせない要素になります。では教育愛とは何でしょうか?母性愛、宗教愛、異性愛とは何が違うのでしょうか。

 

本ページでは、幼児教育、保育をするうえで欠かせない資質である「教育愛」について書いていきたいと思います。

 

保育の質を高めるためには、教育者、保育者の質を高めることが求められます。現在日本においては、特に教育者、すなわち保育士や幼稚園教諭等の資質問題が社会的な大きな問題となっています。

 

優れた教育者の条件は3つあります。それは、教育に対する強い情熱、教育の専門家としての確かな力量、総合的な人間力になります。教育に対する情熱の中には、子供に対する愛情も含まれています。

 

このような方針に則って、都道府県市教育委員会では、都道府県市に求める教員像として、教育愛、教育に対する情熱、教育的愛情、子供に対する愛情などを掲げています。

 

現在、日本の教員(幼稚園教諭、保育士含む)には、人間性豊かな日本人を育成するために教育愛が求められています。子供の一貫した成長のために、保育所、幼稚園、小学校による保幼小連携が求められています。

 

幼稚園、保育所は、義務教育以後の教育と無関係ではいられません。人間性豊かな子供達を育てていくためにも、義務教育の教師だけでなく、保育者にも教育愛が必要なのです。

 

また教育愛という概念には、唯一の定義がある訳ではありません。教育愛についての概念を見ていくと、「子供に対する愛情」を示す場合もあれば、教育という仕事、職業に対する愛情・情熱を指す場合もあります。

 

この2つの定義は、明確に区分することが難しいです。教育は、子供と教育者との関係において行われるものであり、子供に積極的に関わろうとする感情や姿勢を必要とするからだと言えます。